全日本子どもスポーツ連盟についてabout

スポーツは、世代を超え「行い」「観て」「楽しむ」事ができます。このような直接的な接点をもたなくても生涯にわたりスポーツは人々に様々な物事を体験させてくれます。そして、一人一人の人生における人格形成にも深く寄与するものです。

また、スポーツは、「教育」「交流」「食育」「自然」「文化」「歴史」などとの有効的な組み合わせや融合することにより、人と人のつながりや交流を高め、地域を活性化させることにより、地域経済の核となる「産業」「観光」などに強い影響を与えることができます。

その担い手が育つ仕組みをつくり好循環を産み出し、全国が元気で活き活きをした人々が集う地域がどんどん増えることは素晴らしい事だと考えています。

JACSの姿勢

幼少年代にスポーツが果たす役割は、特定スポーツのための技術向上というよりも、スポーツそのものの楽しさを学び体感することで社会性が育む大切な手段です。また、人格の形成に大切な幼少期に多くのスポーツに接する機会に触れる事は、中学生以降本格的に取り組むスポーツへの適応や選択肢を増やすきっかけとして有意義なものです。見守るご家族・保護者の方々や関わる全ての皆様にとっても大切な時間を生み出します。

そういった役割をもつスポーツですが、すべての方がスポーツを全面的に肯定しているわけではありません。スポーツが生み出す弊害も多く語られ、スポーツが苦手・嫌い・興味がないといった方も多く存在します。

我々は、スポーツをすべての課題を解決する万能物としてとらえるのではなく良い面・良くない面を精査し、社会課題を解決する可能性がある素材として多様な物事と組み合わせ、スポーツの魅力や楽しさ、多様な可能性に触れることの少ない子どもを中心に年配から次世代の担い手たる方々に「新たな価値の創造」とその提供、そして「有用で効果的な活用」に努めます。

設立の主旨

スポーツの枠組みだけにとらわれず、子どもやご家族・保護者の方々や老若男女を含む三世代の皆様に「楽しい」時間を過ごしていただける環境と機会創出をめざし設立されました。